中国北西部や
モンゴル南部における砂漠地方で、風に巻き上げられて南東方向に
風塵として運搬されて堆積したものを黄土と呼ばれている。黄土は
シルトを主とした細粒性の
堆積物であり、その
鉱物成分は、
石英が多く、
雲母や
長石からなり、細かくは数十種類に分類されるため、多様な母岩から構成されていることが判明している。それらは発生源に近づくほど粒径は粗粒となり、地域毎に成分の差異が認められている。
黄砂は、この
砕屑物の粒子径が小さくなり、風に巻き上げられて自由大気に達し遠くまで運搬されて降下するものである。