麻疹ウイルスは
麻疹の原因となる
ウイルスである。
パラミクソウイルス科モルビリウイルス属に属する
RNAウイルスである。RNAは一本鎖であり直径100〜250nmの
エンベロープを有する。6つの構造蛋白質があり、表面のエンベロープに有するF(fusion)蛋白とH(hemagglutinin)蛋白が病原性に大きく関わっている。また、麻疹の発症のみならず、リンパ組織に感染するため免疫抑制という症状をもたらす。脳内に潜伏して変異を起こし
亜急性硬化性全脳炎(SSPE)の原因にもなりうる(なお変異したウイルスをSSPEウイルスという。)。