拡散反射が全く無く、鏡面反射しかしない反射面があったとしても、全ての光が反射されるわけではない。光の一部は、その材質に
吸光される。さらに表面の下にある材質によっては、光の一部が表面を通してその材質まで到達する。一般的性質として、入射角
が大きければ大きいほど光の反射率が大きくなる。
屈折率の大きい媒質を伝播する光が屈折率の小さい媒質との境界面に当たった場合、
全反射が発生することがある。
鏡面反射という用語は
可視光線に対するものだが、工学や科学では他の
電磁波についてもこの用語を用いる。電磁波以外の波動の鏡面反射も同じ原理に従う。音波を鏡面反射する鏡や
原子を鏡面反射する
原子鏡もある。固体の鏡で効率的に原子を反射するには、原子が非常に低温であったり、
入射角に注意が必要である。これを
量子反射と呼ぶ。原子の鏡面反射を強化する鏡として、うね(ridge)のある鏡がある。