酸化数 wikipedia|無料辞書
還元とはある原子が電子を得ることであるから、単体であったときより電子密度が高くなっている。
ある原子が酸化状態にある場合、酸化数は正の値をとり、その絶対値が大きいほど電子不足の状態にあることを示す。
逆に還元状態にある場合には負の値をとり、その絶対値が大きいほど電子過剰の状態にあることを示す。
酸化数はローマ数字で記述するのが通例である。
◆ 算出
#単原子
イオンの場合においては、その
イオン価がそのまま酸化数となる。イオン価の分だけ電子を失っている、あるいは得ているからである。
#電気的に中性の化合物においては、構成物質の酸化数の総和は 0 である。
#化合物の中のH原子の酸化数は+1、O原子の酸化数は-2とする(金属元素の水素化化合物のH原子の酸化数は-1、過酸化物中のO原子の酸化数は-1である。)
なお、便宜的に化合物中の
水素の酸化数を +I、
酸素の酸化数を −II と定義して、酸化数を計算することも行われている。
また、酸素同士の結合がある
過酸化物、酸素より電気陰性度の大きいフッ素との化合物では
酸素の酸化数を −II とする定義は適用できない。