硝酸アンモニウムを基材とする粉状の検定爆薬―火薬学会規格(IV)(1999) である。乾燥した硝酸アンモニウム(硝安)、鋭感剤(
芳香族ニトロ化合物)、燃料(木粉等)を混和機で混合粉砕して製造する。硝安爆薬はすくなくも過去60年炭坑用に使用されてきたが、石炭産業の衰退に伴い、製造量は激減した。現在の産業用爆薬(
カーリットを除く)は殆どすべて硝酸アンモニウムを主成分とするが、
アンモン爆薬、
硝安油剤爆薬(アンホ爆薬)、
含水爆薬(スラリー爆薬)、粉状硝安
ダイナマイト等は硝安爆薬と称しない。まぎらわしいが
火薬類取締法では「特定硝酸アンモニウム爆薬」という定義があり、硝安油剤爆薬と含水爆薬をいう。