生理活性〈せいりかっせい、physiologically activity, bioactivity〉とは、
化学物質が
生体の特定の
生理的調節機能に対して
作用する性質のことである。また、生理活性を持つ化学物質は
生理活性物質〈せいりかっせいぶっしつ、physiologically activity substance, bioactivity substance〉と呼ばれる。
生理活性物質を
疾病治療に応用したものが
医薬品である。しかし、生理活性を持つことだけが医薬品の特性ではない。複数の生理活性を持てば、それは
副作用に通じるし、少量で激しい生理活性をもてば安全な調節の範囲を超え
毒性として現れる場合もある。あるいは
ADME(体の生理機能と薬物が起こす現象群の頭文字)の特性によっては、ごく少量、短時間しか生体内にとどまらないために、生理活性があっても治療効果を表さない場合もある。