関節は
関節包につつまれている。この関節包は、外側は線維膜、内側は滑膜からなる。滑膜は厚さ約25μmで、膜といっても基底膜のように細胞が隙間なく並んでいるわけではなく、
結合組織の中に
線維芽細胞様の滑膜細胞と
マクロファージおよび少数の
リンパ球が存在する。滑膜そのものがひだを形成し、関節を滑らかに動くようにしている。また滑膜細胞は
関節液を産生し、軟骨へ栄養を供給している。関節液には
ヒアルロン酸、ラブリシン(lubricin、
糖タンパク質の一種)が豊富に含まれる。
軟骨には
血管がなく、軟骨細胞への
栄養は関節液に依存している。そのため滑膜には血管が豊富に分布している。