通常の水素結合は
ファン・デル・ワールス力よりも強いため、同程度の分子量の化合物で比べた場合、水素結合結晶のほうが
ファンデルワールス結晶よりも
格子エネルギーが大きい、すなわち
融点が高いことが多い。例えば近い分子量を持つ、
メタン (CH
4、分子量 16.04) と
水 (H
2O、分子量 18.02) について、融点はメタンが −162 ℃、水が 0 ℃と、水の結晶のほうがより高い温度まで安定に存在する。これは、メタンの結晶が分子性結晶であり分子間にはたらく親和力が比較的弱いのに対し、水の結晶(= 氷)は水素結合結晶でありその中で水分子同士がより強く結びついているためである。