三環系抗うつ薬などは
セロトニンや
アドレナリンのこの再取り込みを阻害することによって、うつ症状を軽減するなどの効果を発するが、同時に神経伝達物質の一つである
アセチルコリンがシナプス後部の受容体と結合することを阻害してしまう作用を持っている。この作用を一般に抗コリン作用というが、アセチルコリンによって作動している
神経は正しく機能しなくなる。その結果、便秘や口の渇きなどの副作用となって現れる。特に
緑内障患者の場合は抗コリン作用による
眼圧の上昇により症状を悪化の懸念がある。また
前立腺肥大症患者の場合は
尿が出にくくなるなどの副作用が見られる。