封入体(ふうにゅうたい、英:)とは異常な物質の集積により形成される
細胞内の異染色領域であり、能動的機能を有しない小体。
ウイルスや
クラミジア感染あるいは
重金属中毒において形成されることがある。
細胞質内に形成される封入体を細胞質内封入体、
核内に形成される封入体を核内封入体、両者に形成される封入体を混合型封入体と呼ぶ。核内封入体には両染性の封入体が核内を満たすfull型と両染性から好酸性の封入体の周囲にhaloが伴うCowdry A型が存在する。例えば、
狂犬病では
海馬や
小脳の細胞質内に好酸性の
ネグリ小体と呼ばれる封入体を形成することがある。封入体は糖質、脂肪、タンパク質、分泌顆粒、色素、結晶質、異物、細菌、ウイルスなどで構成される。