#fairyの訳語としての日本での意味は、明るく
快活でよく遊び、
無邪気で時々
いたずらする
人の形をした精霊と紹介されている。本来なら「あやしく、艶かしい
色気のある」という
大人の女性の印象ある「妖」の字ではなく、「若く幼いみずみずしさのある」という
子供の印象のある「夭」の文字が適切であったと考えられる。日本においても子供の姿や模した
妖怪は夭怪と表記したので、問題はなかったと思われるが、「夭」という文字が、
常用漢字から外れたことが、原因とも考えられる。
あくまでも
フェアリーの訳語、若しくは人の形をした精霊となっているので、その国や地域の
伝承や
神話でどのように扱われたか、また固定した一つの概要があるのか、などフェアリー以外の分類として妖精や精霊を使っていいのかという問題がある。ほとんどが日本の古神道のような民間信仰であり、体系としてある程度確立した
宗教によるものではない。宗教においても神霊の類は矛盾を内包しやすいので、なるべく簡素なものとしてそぎ落とされてしまっており、そもそも
アニミズム論とは距離があって、既存の宗教では説明できないことも懸念される。また、ゴブリンやトロール、エルフなどのように、神話の時代におけるひとつの
種族として描かれている場合も多いため、必ずしも精霊という「実体が無い」という意味もある「もの」の分類に当てはまるのかという疑問がある。