東京理科大学時代、これまで有機素反応開発で名をはせた氏が
タキソールの
全合成に取り組み、わずか5年で達成する。その合成ルートはアルドール反応をうまく組み合わせ各
置換基の立体が制御された非環形化合物をヨウ化
サマリウムを用いた環化反応により八員環(B環)を始めに構築するという非常に特徴的なものであった。これは
タキソール全合成5例目に当たる。
門下に国内だけで30人以上の教授がおり、日本有機化学界の父とも呼ぶべき存在である。畑辻明(はた つじあき)、
桑嶋功(くわじま いさお、東工大名誉教授、
北里大)、植木正彬(うえき まさあき、東理大・院理)、奈良坂紘一(ならさか こういち、東大・院理)、
猪股勝彦(いのまた かつひこ、金沢大・理)、
中村栄一(なかむら えいいち、東大・院理)、
光延旺洋(
青山学院大・院理)、山口雅彦(やまぐち まさひこ、東北大・院薬)、鈴木啓介(すずき けいすけ、東工大・院理工)、西郷和彦(さいごう かずひこ、東大・院工)、岩澤伸治(いわさわ のぶはる、東工大・院理工)、村上正浩 (むらかみ まさひろ、
京大・院工)、市川淳士(いちかわ じゅんじ、筑波大・院数理)、小林進(こばやし すすむ、東理大・院薬)、?合憲三(そあい けんそう、東理大・院理)、林雄二郎(はやし ゆうじろう、東理大・工)、
小林修(こばやし しゅう、東大・院理)、田辺陽(たなべ よう、関学大・理工)、
椎名勇(しいな いさむ、東理大・理)など。