古来は
ラテン語で
ウェネティ人の土地を意味し、ウェネティ人が住んでいたアドリア海の奥に拡がる土地をウェネティア()と呼んだことから来ている。この綴りをそのままイタリアでの
ラテン語の読み方に従うとヴェネツィア(ヴェネツャ)となる。
英語でヴェニス()、
フランス語でヴニーズ()、
ドイツ語でフェネーディヒ()と呼ばれる。
ヴェネツィア方言では古語は 、現代語では (まれに )と表記され、ヴェネーシアとヴェネースィアの中間の音で発音される。
ヴェネツィア本島は大きな
魚のような形をしており、本島全体が小さな島々からできている。その真ん中を全長約3kmにおよぶ逆S字形の「
カナル・グランデ(、
大運河)」がヴェネツィアの北西から南東へ、市街を2つに分けながら湾曲して流れる。鉄道路線と土手を走る車道が島々と本土を結び、ラグーナの外側の長い
砂州や海岸の
防波堤がこの町を海から守っている。150をこえる運河が177の島々を分け、運河には400におよぶ橋がかかる。また市街地と南端の
ジュデッカ島の間には幅約400mのジュデッカ運河がある。
ヴェネツィアは、6区を意味するセスティエーレ()から成り、ドルソドゥーロ()、サンタ・クローチェ()、サン・ポーロ()、サン・マルコ()、カンナレージョ()、カステッロ()の6つの地区に分かれている。