体長45-60cm、尾長5-10cm、体重6-13kg。日本の本州から四国・九州にかけて生息する基亜種
ホンドザル(
M. f. fuscata)と比べると、小型でずんぐりしており、手足が黒く、体毛はやや長く太くまばらで、灰色を帯びる。幼獣の毛色は、さらに黒っぽい。オスの成体は、頭の毛が中央から左右に分かれ、桃割(ももわれ)と呼ばれる。メスは2年に一度、3月から5月に、1頭の子どもを生む。一つの
群れの頭数は50頭以下。
ホンドザルとヤクシマザルの遺伝的距離は、ホンドザルの地域変異の10倍以上あるとされる。屋久島のヤクシマザル個体群はニホンザルの分布の南限に当たる。頭数は、
1999年の調査で9,504-18,890頭の間とされている。
・ 阿部永監修、阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎吾・米田政明著、財団法人自然環境研究センター編 『日本の哺乳類【改訂2版】』 東海大学出版会、2008年、66-67頁、ISBN 978-4-486-01802-5。