ただし
実在気体の体積とこの法則で計算される体積との間にはわずかながら差ができる。これは理想気体ではその
分子自身の大きさや
分子間力がないものとして考えているが、実在気体ではそれらの影響が完全には無視できないからである。またボイルの法則では、気体は温度一定で圧力を上げればいくらでも体積が小さくなることを示しているが、実際にはそのようなことはありえない。なぜならある程度の圧力を超えると気体は
液化(もしくは
昇華して固化)し始め、さらに圧力を増加させると最後には全て液体(または固体)になってしまい、もはや気体の性質をもたないからである。