フィッシャーエステル合成反応の過程はすべて可逆反応で構成されているため、基本的には逆反応にあたる
加水分解も並行して存在する。そのため、基質のみを単に等モル量混合しただけでは、
平衡状態におちいりエステル化が完結しない。したがって、収率を改善するには
また、三級アルコールの場合、立体障害により反応中間体のオルト酸ヘミエステルが形成しにくかったり、三級アルコールがプロトン化してオレフィン化する副反応が存在する為、入手しやすい低分子の一級ないしは二級アルコールのエステルを合成する場合に利用される。