よく使われる意味ではフィクションにおけるヒューマノイド(
獣人や異人類)は、外見上人間と区別がつかない身体構造をしていて、
直立二足歩行が可能な形態をしており、手の指のうち
親指が他の指と向かい合わせにできるような形状をしている。しかしよく見れば、指の数が違っていたり、肌の色や耳の形が違ったり、無毛であったり、体重や身長が人間にはありえないほど大きかったり(あるいは小さかったり)、鼻の大きさや肌の形状、
角、
鱗、
鉤爪、
尾その他人間にない
付属肢があったり、人間と四肢の構造が違ったり(例えば
趾行動物に見られる脚があるなど)、
分類学的
系統が違ったりする(サルではなく
爬虫類、
魚類、
ネズミ、
有袋類などから進化しているとか、地球には存在しない
門に属するなど)。よくある例を出せば、
ディノサウロイド(恐竜人間)を挙げることができる。
テレビや
映画に登場する
宇宙人の多くはヒューマノイドである。架空の
キャラクターを人間の
俳優が演じる場合、ヒューマノイドであったほうが簡単だからであろう。しかし、
コンピュータグラフィックスや
パペットを用いたり、
着ぐるみを着させたりすれば、非ヒューマノイド型のキャラクターを登場させることも可能である。映像をすべて絵で表現する
アニメであれば、非ヒューマノイド登場のハードルは更に低くなる。『
まんが宇宙大作戦』にて、他の
スタートレックシリーズより非ヒューマノイドが数多く登場するのはこのためである。最近の英米のテレビ作品でいえば『
ファースケープ』や『ドクター・フー』などでパペットが用いられている。一方で、多くの宇宙人やロボットから見て、人間のことがヒューマノイドと呼ばれることも多い。これはおそらく宇宙人の言語をどう翻訳するかといった問題で、「ヒト」とか「人間」という表現は地球の住民だけを指すように思われるからであろう。