この反応は、1894年に E. Bamberger により最初の報告がなされた[Bamberger, E. Ber. Deutsh. Chem. Ges. 1894, 27, 1347, 1548.]
N-フェニルヒドロキシアミン (
1) あるいは共役酸の
2 から、酸素がプロトン化された
3 が生じ、そこから脱水が起こると
ニトレニウムイオン 4 となる(ニトレニウムとは、2配位の窒素カチオンのこと)。
4が発生すると、その芳香環のパラ位へ水分子が速やかに付加し、生成物の 4-アミノフェノール (
5) となる。すなわち、この転位反応は分子間転位であり、生成物の
ヒドロキシ基は、基質
1 の窒素上にあったヒドロキシ基とは異なる。