公共の場や受刑者の場合は
刑務所内に座り込み飲食を断つことで相手が要求を受け入れなければ
餓死に至るという状況に追い込むことで注目を集め、自分の主義・主張を通そうとしたりそれを世に広めたりするのが目的である。完全に飲食を絶つのではなく
水だけ、あるいは
塩と水だけを摂ったりする場合もある。また流動食だけという限定的な断食もある。
ハンガー・ストライキは期限を切って実施されることもある。ただし、期限を切った場合でも肉体にダメージを与える、危険と隣り合わせの示威行為であることには変わりはない。
日本でも各種の団体や個人によって行われている。特に世間の注目を集めた例としては、
1992年9月、
検察庁が
金丸信と
東京佐川急便との癒着疑惑(
東京佐川急便事件)を略式起訴による罰金で幕引きを図ったことに
青島幸男が抗議して実施したものがあげられる。青島のハンガー・ストライキは30時間以上が経過したところで
脱水症状に陥ったために緊急入院せざるを得なくなり、中断を余儀なくされた。しかし、青島が呼びかけた、「検察庁に抗議のハガキを送ろう」という運動には多くの賛同者が現れ、ストライキの目的は達せられたといえる(後に検察庁は金丸に対して強制捜査に踏み切り、金丸は逮捕・起訴された)。