ハイラックスの上顎の門歯は一生伸び続けるが、下顎の門歯はある時点で成長が止まってしまうという点で、
ネズミ目や
ウサギ目とは異なる。また、上顎の臼歯は
ウマ目(奇蹄目)の
サイに、下顎の臼歯は
ウシ目(偶蹄目)の
カバに似た特徴を有している。また、全身の骨格はサイのものを小型にしたような特徴を持ちながら、前足の骨は
ゾウに類似している。
胃の構造は
ウマに似ている。このように様々な動物に少しずつ似た特徴を持っているが、
化石記録や
分子生物学的な解析から、
ゾウ等の原始的な有蹄類と類縁関係があることが明らかになり、イワダヌキ目という独立した目に分類されるようになった。