かなり以前からナタ・デ・ココと同じものである産膜性の酢酸菌の生産するセルロース・ゲルは、均質なセルロース・
コロイドのゲルであることから、
スピーカーの
コーン紙としてなど
ハイテク素材としての用途が模索されてきたが、近年ではナタ・デ・ココの
成分の99%が
水分、残りの1%が
繊維質であることに着目し、水分を飛ばして乾燥したナタ・デ・ココの繊維質に
合成樹脂を浸透させ、
有機ELディスプレイの
パネルとして使うというアイディアが注目されている。既存の
ガラス製パネルでは不可能だった、折り曲げ可能な薄型ディスプレイが製造できるようになり、さらにガラス製パネルよりも安価に製造可能な事から、薄型ディスプレイの
コスト削減に繋がる可能性がある。