種子は40-60%の
油分を含んでおり、主にリシノリンなどの
トリグリセリドを多く含む。トウゴマの種は紀元前4000年頃につくられた
エジプトの墓所からも見つかっている。
ヘロドトスや他の
ギリシャ人旅行者は、ひまし油を灯りや身体に塗る油として使用していたと記述している。
インドでは紀元前2000年頃からひまし油を灯りや
便秘薬として使用していたと記録されている。中国でも数世紀にわたって、内用・外用の医薬品として処方されている。日本では、ひまし油は日本薬局方に収録されており、
下剤として使われる。ただし、猛毒である
リシンが含まれており、使用の際は十分な注意が必要である。特に妊娠中や生理中の女性は使用してはならない。また、種子そのものを口にする行為はさらに危険であり、子供が誤食して重大事故が発生した例もある。