緑がかった鮮やかな明るい黄色を呈するため、かつては
レモンイエロー (lemon yellow)、
シトロンイエロー (citron yellow) あるいは顔料名をそのままとって
ストロンチウムイエロー、
ストロンシャンイエローの名前で黄色の
絵具として用いられた。ただ
六価クロムを含んでいるため毒性があり、絵具としてのレモンイエローは
アゾ系の黄色有機顔料に代替されることが多くなった。一方クロム酸塩からなる黄色顔料にはさび止めの効果があるため、水溶性
樹脂の開発に伴い防錆
塗料用顔料としての需要が増すことになった。防錆塗料用途としては耐熱性がよく、溶解度は
塩基性クロム酸亜鉛カリウムの2分の1である。クロム酸イオンの溶出量はやや少ないが、長期にわたって効果は持続する。