ジメチルスルフィド (dimethyl sulfide, DMS) は常温で液体、水に難溶の
有機硫黄化合物。
スルフィドの一種である。キャベツが腐った臭いともいわれる悪臭成分で、
ミズゴケや
プランクトンなどが作る物質でもある。
示性式は (CH
3)
2S と表される。酸化することで溶剤として有用な
ジメチルスルホキシド (DMSO) となる。金属やルイス酸に配位して錯体を作りやすい。
硫化ジメチルとも呼ばれる。また、英語 "sulfide" の発音から、
ジメチルサルファイド とも呼ばれる。
ジメチルスルフィドは沸点が低く、かつ有機
エアロゾルになりやすいため、
湿地や海などのジメチルスルフィドが大量に発生する地域の上空では
雲ができやすく、(チリを中心に水滴ができる原理と同じ)
曇りになることが多い。また、雲は太陽光を反射し、
地球温暖化を減速させることができるので、近年研究が進められている。
ケムトレイルも参照。