線虫のシナプス前神経終末において
γ-アミノ酪酸(GABA)の遊離を促進することにより節後神経シナプスの刺激を遮断する。
吸虫や
条虫では末梢神経伝達物質としてGABAを利用しないため無効。イヌでは
犬糸状虫症の予防のために使用される。犬糸状虫の
ミクロフィラリアが血中に存在しているイヌにイベルメクチンを投与すると、ミクロフィラリアが一度に死滅し、
発熱や
ショックを引き起こす場合がある。したがって、イベルメクチンを予防薬として使用する際は犬糸状虫の感染の有無を検査する必要がある。
・Donald C. Plumb著 佐藤宏ほか監訳 『プラム 動物用医薬品ハンドブック 原書第3版』 株式会社ワハ 2003年