アルキルリチウムは
グリニャール試薬と同様に
求核剤として用いられることもあるが、含ハロゲン化合物のリチオ化や
塩基として用いられることも多い。また、アルキルリチウム化合物は溶液中で会合体を形成することが知られる。アルキル部位の立体障害の違いは会合度や求核性へ影響を与え、立体障害が高く会合度が最も低い
tert-ブチルリチウムが最も高い塩基性と最も低い求核性を示す。また、
テトラメチルエチレンジアミン (TMEDA) など
配位性の化合物の添加により会合度が低下し、
n-ブチルリチウムでは反応性が向上する。