アカネ、セイヨウアカネとも、古くから
染色に用いられ、
万葉集には「茜さす」などの言葉が見られる。現在では色素の安定性や色調の違いや生産性などから、もっぱらセイヨウアカネ色素が生産・使用されている。染色には主にアリザリン類似化合物の合成品が使われている。また不溶化したものは
顔料としても用いられたが(アカネレーキ、マダーレーキ)、今日では合成アリザリンからつくられるアリザリンレーキが使われている。ただ、
絵具においては今日でも
イギリスの
ウィンザー・アンド・ニュートン社がアカネ色素からつくられたローズマダー(ローズマダージェニュイン、Rose Madder Genuine)を生産している。