ノイラートの構想ではもともとアイソタイプは児童教育のために開発されたものだが、結果的にはそのような用途よりも現代公共空間における種々の標識や
インフォグラフィック(の作法に対して多大な影響を与えるものになった。デザインの面から見ると、アイソタイプは
1920年代の
写実主義や
アール・デコの
美学が理想視していたくっきりとした線描から多くを学んでいる。また、たった一枚の図に雄弁に語らせるという意味では、パンや砂糖の在庫量や自動車工場の労働力確保量など、社会的波及力の強い量的な情報を伝達する仕方として各国で広まった。
バックミンスター・フラーのゲオスコープ(Geoscope)の構想とも若干の共通点があるかもしれない。